マントヴァで泊まったのは、当時流行りはじめたデザイン系のモダンなホテルだった。
マントヴァに到着した時はもう空が真っ暗で、チェックインを終えたら手短にホテルの館内を案内してもらうことなっていた。
部屋の鍵をもらって中に入ると、窓があるダブルルーム。シャワーが少し自分には使いづらかったのを除けば部屋は静かで清潔。
北イタリアを一緒にまわったメンバーとお互いに部屋を見せあうと、インテリアの色が多少違うくらいでルームツアーは無事終了した。
朝食が用意される部屋の一角には飲み物を提供するカウンターがあり、夜はちょっとしたバーとなり灯りがついていた。
日本でも売られていたカンパリの小瓶は、いつの間にか姿を消してしまい、赤く光るガラス瓶は少し懐かしかった。
カンパリソーダを飲みたかった夜。






マントバへの行き方
ミラノからはミラノ中央駅よりマントヴァ行きのローカル列車レッジョナーレ(R)で約1時間50分。ヴェローナやクレモナからは約45分。