ベネツィアでランチ。シーフードの食材の名前を一つ覚えた。

ベネツィアで仕事の合間に、長く親しくさせていただいている現地のガイドと一緒にランチをする約束をしていました。

ガイドが連れて行ってくれた店は、この日はアックア・アルタ(高潮)の影響があって、欧米人が数組、食事をしているだけでした。

ゆったりとした雰囲気の中、久しぶりの再会に、まずはキンキンに冷えたプロセッコを頼んで乾杯。

そこへ、日本が好きだというイタリア人の店長がオーダーを取りに来ました。

「今日は何がおすすめ?」と聞いてみると、

「日本人だったら、軽めに、きっといろいろなものを少しずつ食べたいだろう?」

その日に仕入れたシーフードを使って、シェフのお任せでいろいろな料理を少しずつ作ろうか、ということになりました。

すると、店長が厨房の奥から調理前のある食材を持ってきてくれました。

「これは日本語で、“ガレージ”っていう名前なんでしょ?」そういって見せてくれたのは、シャコでした。

「ああ、ガレージって、車庫ね! 」

なるほど。日本語の「シャコ(蝦蛄)」とイタリア語の「ガラージュ(車庫)」を結びつけて覚えていたようです。

それではイタリア語でシャコは何というか聞いてみると、 canocchia(カノッキア)、ベネツィア周辺では canocia(カノーチャ) と呼ばれることもあるそうです。

その後も、知らない魚介の単語やベネチア方言を少し教えてもらい、少量づつのテイスティング料理が何品か続き、ランチは終了。

デザートが物足りなかったので、お会計を済ませてカフェへ向かうことに。

店を出てみると、アックア・アルタの水も引いていました。