アルベロベッロに滞在中、郊外にあるマッセリアで料理レッスンを体験しました。午前の予定が大幅に狂い、ほぼ準備を終えて到着を待っていてくれました。エプロンを手渡され、まずモッツァレッラチーズの成形をお手伝い。
キッチンにある薪ストーブの焼き窯ではフォカッチャが焼かれ、いい匂い。
そら豆のピューレ(すりつぶしてマッシュポテトのようにしたもの)には
チコリーという野菜を添えます。別々より和えるとより美味しくなります。
マッセリアの畑でとれた野菜を使った料理が中心で、ボリュームも満点。
正方形のチーズには自家製のジェリーを添えるのがお勧めとのことで、早速 綺麗な赤色の花梨のゼリーを添えます。他には無花果も美味しかったです。
奥さんが「今日は特に上手くできた。」と言いながら微笑んだので印象的。
この日はレッスン参加者6名に通訳の英語ガイド、ドライバー、マッセリアのオーナーご家族やお友達の12~13人で出来上がった料理をいただきました。終始のんびり、ゆったりとした日曜の昼食は15時頃まで続きました。
デザートの焼き菓子も、甘さ控えめで絶品。どうぞどうぞと笑顔で勧められて、たくさんご馳走になりました。アットホームな雰囲気の中、心も空腹もすっかり満たされました。穏やかに微笑む奥さんに心から感謝いたします。
マッセリアとはプーリア州の農家の建物で、石造りの壁や中庭などを備えています。これらは昔からの生活様式を反映しており、まわりには畑や果樹園、家畜の農場などがあります。近年ではマッセリアを旅行者向けに改装して宿泊施設やレストラン、ワイナリーなどとしても利用されています。
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